足関節捻挫


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足首を捻った直後からずっと足首に痛みが続いている。
足首を捻った後から腫れが収まらなくなったり青黒く足の色が変色してきてしまった。
足首を頻繁に捻ることがあるためスポーツのパフォーマンスが低下してしまったり日常生活でも次にいつ捻るか心配。
足の捻挫をした側よく捻挫をよる側の足で体重を支えようとするとバランスを崩してしまったり痛みがでたりする。
足首がずれているような感覚がありまた捻ってしまいそうな気がしてしまい不安である。 -
足関節捻挫に対する当院の考え
足関節捻挫は日常生活やスポーツの外傷で1番多いものになります。さらに膝、腰などの外傷に比べると日常生活を送る上で比較的に支障が出ることは少ない為、放置して治療が困難になる場合が多いです。
捻挫は損傷の程度によって3段階に分ける事ができます。
【足関節捻挫の損傷度合いの分類】
①第1度(軽症)
靭帯のごく一部の断裂で多少の腫れと圧痛がありますが、足関節の不安定性はありません。②第2度(中等症)
靭帯の一部の断裂で足関節の不安定性はほとんどありませんが広範囲での腫れと圧痛があります。③第3度(重症)
靭帯が完全に断裂しており、強い腫れと激しい圧痛があり、皮下出血や足関節の不安定性があります。上記のいずれも最初は応急処置の適用となります。その方法がRICE処置になります。
【応急処置】
・Rest(安静)
患部を安静にする様にします。・Ice(冷却)
痛みを軽くしたり、患部の炎症を抑える為に氷水で冷やします。その際保冷剤で冷やすのは凍傷の危険性が高い為禁止です。・Compression(圧迫)
これも腫れが広がない様にするために包帯をキツすぎない様に巻き、循環障害に気をつけます。・Elevation(挙上)
血液が下半身に回りすぎない様にして、腫れや内出血を防ぎます。【治療法】
⚪︎第一度損傷はRICE処置後にテーピングやサポーターで痛みが引くのを待ちます。
⚪︎第二度損傷ではRICE処置後に医師の診断を受け判断する必要があります。
⚪︎第三度も同じくRICE処置後に万が一不安定性が強くない場合は保存療法を行いますが、多くの場合不安定性を伴う為、その場合は手術の適用になります。 -
足関節捻挫を放っておくとどうなるのか
足関節捻挫はありきたりな怪我である為、適切な処置をせず放っておくと何度も捻挫を繰り返したり、治りが遅くなったりとするリスクがあるので注意が必要になります。
今回は、足関節捻挫を放置した時のリスクや、捻挫した場合に悪化しない様に気をつける事などを解説させて頂きます。
①捻挫を放置してしまうと起こる3つのリスク
・治りが遅くなる
・捻挫癖がついてしまう
・最悪、手術適用になってしまう【治りが遅くなる】
捻挫をしたとしても、歩けない程の痛みを伴うことは少なく、大半が腫れや内出血も出現しません。後は、捻挫した部位によっては痛みを感じづらい事もしばしばあるので、実は靭帯がけっこう損傷している場合があります。【捻挫癖がついてしまう】
適切な処置をせず、捻挫をそのまま放置していると、靭帯が引き伸ばされ、関節がグラグラになってしまい、また同じ様に捻挫しやすくなってしまいます。【最悪、手術適用となる】
捻挫癖がついてしまい、捻挫を繰り返す様になってしまうと、関節の軟骨がすり減ってしまい、緩んでしまっている靭帯が切れてしまうケースもあります。1度切れてしまった靭帯は自然治癒させる事が困難な為、手術で縫い合わせる必要があります。②捻挫を悪化させない様に気をつける事
・すぐに応急処置をする
・痛みが残存する場合はお酒や入浴を控える
・なるべく早く専門機関に診てもらう【すぐに応急処置をする】
グラグラになってしまっている関節を動かさない様にテーピングなどでしっかり固定し、アイシングをしっかりする。【痛みが残存する場合はお酒や入浴を控える】
捻挫したばかりの急性期は内出血を伴っていることが多い為、そこで飲酒や入浴をしてしまうと血流がよくなってしまい、逆に炎症を広げる事になり、痛みが増します。【なるべく早く専門機関に診てもらう】
捻挫は痛みがそこまで強くなくても、靭帯を大きく損傷している事や、稀に骨折を併発している事もあります。ですので、痛みが軽くても必ず専門機関に早めに診てもらうことを推進します。 -
足関節捻挫の改善方法
足関節捻挫は度合いによってまず3つの分類に分けられます。
【足関節捻挫の損傷度合いの分類】
①第1度(軽症)
靭帯のごく一部の断裂で多少の腫れと圧痛がありますが、足関節の不安定性はありません。②第2度(中等症)
靭帯の一部の断裂で足関節の不安定性はほとんどありませんが広範囲での腫れと圧痛があります。③第3度(重症)
靭帯が完全に断裂しており、強い腫れと激しい圧痛があり、皮下出血や足関節の不安定性があります。①〜③のいずれも急性期にはRICE処置(Rest:安静・Ice:冷却・Compression:圧迫・Elevation:挙上)が適用となります。その後、しっかり関節をテーピングや包帯などで固定し、必ずいずれも専門機関に診てもらう必要があります。
理由としては、足関節捻挫は軽症と思っていても靭帯を大きく損傷している可能性が高いものになってくるからです。【足関節捻挫から約3ヶ月後】
徐々に固定が外れてくる頃になります。そうしたら、運動療法として2つほどやってほしい事があります。①足を一歩前に踏み出し、足首を捻らない様に親指側に体重をかけるようにします。
②片足でかかとをあげます。【足関節捻挫から約半年後】
日常生活にはほぼ支障が無くなってくる頃になります。ここでも2つほどやってほしい運動療法があります。①ジャンプの練習をし始めます。走り始める目安にもなります。
②反復横跳びなどのフットワークの練習をします。その際も親指に体重が乗る事を意識します。【足関節捻挫から約1年後】
だいたいスポーツ復帰なども出来る頃になります。※重症度によってリハビリにかかる期間は異なります。
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足関節捻挫の改善に効果的な当院の施術メニューは?
まずは当院の施術メニューの種類をご紹介させて頂きます。
①全身骨格矯正
②筋膜ストレッチ
③猫背矯正
④骨盤剥がし
⑤肩甲骨剥がし
⑥足の極み
⑦ドライヘッド矯正
⑧極上ドライヘッド・まず足関節捻挫の急性期はRICE処置(Rest:安静・Ice:冷却・Compression:圧迫・Elevation:挙上)を必ず行います。その後、しっかりテーピングで固定を行い、まずはふくらはぎや足の前側の筋肉の緊張も強くなる為、それを緩める為に足の極みという施術をお勧めします。
そして、当院ではその後足首だけではなく全身の骨格の歪みをとる為に全身骨格矯正を行い、身体のバランスを良くする事で、捻挫しにくい身体作りをしていことをしていきます。
また猫背矯正や筋膜ストレッチも身体のバランスを整える為に必要な治療になるので、全身の骨格今日などと併用して施術するのもお勧めしています。
※足関節捻挫の程度によってはRICE処置を行い、テーピング、包帯で固定した後、専門機関へ行くように促す事もあります。
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その施術を受けるとどう楽になるのか
①足の極み
・足の極みという治療は足関節のアライメント(骨)を整えて、なおかつ足の浮腫みを軽減するのに特化している治療になります。なので歩く時の負担がかなり軽減しやすく、足首の動きもスムーズになり、腰痛がある人も効果的な治療になります。②全身骨格矯正
・人間の身体で体重を支えているものが2つあります。1つは筋肉で全体の体重の半分以上を支えています。そして2つ目が骨格で全体の体重の約8%を支えてくれています。そしたら、筋肉だけ治療したら良くなると思う方が多いのですが、筋肉は骨に付着しています。なので簡単に言うと骨が歪めば筋肉も引っ張られて捻れてしまいます。
なのでまずは全身の骨格を整える事で自ずと身体のバランスが良くなり、本来の身体の使い方ができ日常生活の負担が激減する事が出来ます。
なので全身の骨格矯正は必要不可欠な治療になります。③筋膜ストレッチ・猫背矯正
これらの治療は筋肉に対する治療になります。
例えば普段全く運動をしていない方、毎日のデスクワークで同じ姿勢を繰り返している方などは筋肉そのものがガチガチに固まってしまいます。その凝り固まった筋肉をしっかりポイントで伸ばしてあげて筋肉の捻れ、または柔軟性を出す為の治療になります。筋肉が柔らかくなればかなり身体が動きやすくなりますので、例えばこれに全身の骨格矯正を併用すると治療効果は格段に上がります。本来なら、筋肉も骨格も両方アプローチしてあげるのが根本的にお身体を治す為に必要不可欠になります。 -
改善するための治療頻度はどのくらいか
改善するために必要な頻度としてお伝えしているのは目指すゴールによっても変化はありますが週に2~3回になります。少なくても週に1回のペースで通って頂く必要があります。理由として治療後お身体が良い状態に変わってもずっとその状態を維持出来るわけではありません。例えば2週間空いてしまった場合元に戻ってしまっている可能性も考えられます。そのため最低週1回、来れるときは毎日といった頻度でお身体を良くしていきましょう。